今世間ではコロナウイルスに翻弄されていますが、一時期スーパーから納豆が消えた時期もありました。
納豆菌は腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。
そんな騒がしい時期と重なり、読んだのがこちら。
「腸と脳」
目次
腸は三大神経伝達物質の一つ「セロトニン」の最大の貯蔵庫である
三大神経伝達物質。
「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」のうち、「幸せホルモン」と言われる「セロトニン」。うつ病とも密接に関連しています。
この「セロトニン」の体内最大の貯蔵庫が腸。
腸と脳とのコミュニケーション
研究が進んできているのは割と最近であるが、腸と脳は密接なコミュニケーションを送り合っています。脳から腸へシグナルを送り、腸から脳へとシグナルを送る。
ただ脳からの指令を受けているだけではない。腸そのものも発信者として脳へメッセージを送っています。
まさに、腸は「第二の脳」と言える存在です。
腸内細菌の影響力
まさにこれから研究が進んでいって欲しい分野。
肥満マウスの腸内細菌を無菌マウスに移植したところ、無菌マウスが肥満化した。
身体の疾患、メンタルの疾患ともに腸内細菌からの改善が見込めるように応用がきくのだろうか…
注視すべき分野です。
健康増進の指針
本の後半に健康増進の指針が示されています。
概要としては、
・動物性脂肪を抑える
・腸内微生物を多様化する
・大量生産、加工食品は避ける
・発酵食品やプロバイオティクスを摂取
・食べ過ぎない
・断食して腸内微生物を飢えさせる
・皆で食事を楽しむ!
個人的に面白いと思ったのは断食をして腸内微生物を飢えさせるといった点。
色々とやってきましたが、断食は一度もやった事がないんだよなあ…
そのうちやってみたいです。そのうちね…
個人的にも腸内環境が整っていると心身がとても安定する傾向があります。
とはいえ、
腸内環境改善→免疫力強化→最強!
ではありません。
私もその辺を少し勘違いしている時期がありまして、手洗い等を無頓着にしているとどうしても防ぎきれません。
健康な腸・うがい手洗い
まずはそこに気を付けて、ウイルスの対策としてやれる事はやりましょう!