約1年前、起きたら病院のベッドの上だった。
顔はひどくはれ上がり、血だらけ。
記憶は全くないが、また救急車で運ばれたようだ。
目の周りの骨が折れているので、物が二重に見える。
目の視力の事もあるので、緊急で手術が必要との事。
ここ数年で、3回ほど救急車に運ばれている。
2回は頭を打ち、泥酔で昏睡状態。
そして3回目は顔面をほぼ複雑骨折。
ちなみに、3回とも喧嘩とかではない。
全て転んだり等の自爆である。
嫁もいい加減、限界に近いようだ。
子ども達もまだ小さい。
ただ、何より自分が駄目になる。
命の危険も感じる。
この辺がアルコールとの区切りだな…
写真にもあるが、免許証は紛失回数がカウントされる。下1桁が紛失した回数だ。
私は6回紛失している。1回は免許をとってしばらくして純粋に落としてしまったのだが、後の5回は全て酒絡みだ。
まあ、5回紛失した当時は向精神薬を飲んでいたので、アルコールとの飲み合わせはよろしくなかったのだろう。
ただ、向精神薬を飲まなくなって10年ほど経つが、直近の数年でも飲酒絡みでキーケースを紛失し、バッグを紛失している。そして救急車にも3回だ。とにかくコントロール不能になる。
免許証に関しては、もうヤケになってあと4回紛失して1周させて0に戻してやろうかとも考えた事もある。
だが、4回紛失したあたりから免許センターでの再発行の風当たりは相当にきつくなった。色々と詰問されるし、対応もかなり疑念の目を向けられたものになる。
さすがに馬鹿はやめた。
一度自宅に帰宅し、入院と同時に断酒を決意した。
そして入院生活開始と同時にTwitterで断酒の日数カウントを始め、断酒の色々なお仲間との交流が始まったが、とても楽しかった。
時間もたっぷりあったし、今振り返ってみても楽しい入院生活だった。
(約20日間入院しました)
手術も無事成功した。
それから色々とハードルもありましたが、無事1年経過する事ができました。
お仲間からのパワーもたくさんいただきました。
私は、禁欲・禁煙・断ドラッグ等をやっていますが、これらはもう日数カウントの必要は感じていません。
ただ、断酒はまだ日数カウントは必要だな。
1日1日、改めて気持ちを確認する作業がまだまだ自分には必要なようです。
飲酒欲求はなくなっていませんが、前よりも眠っている時間が増えた気がします。
ドラッグ(覚せい剤等)は離れて15年ぐらいになりますが、最初の10年はきつかったです。
このドラッグへの欲求もおそらくなくなる事はないのですが、眠っている時間は相当長くなりました。
同じように、アルコールの飲酒欲求とも一生付き合う覚悟はあるのですがこの先もう少し落ち着いた毎日が過ごせるんじゃないか、と淡い期待を持っていたりもします。
それでは、また1日ずつ積み重ねていきます。